お出迎えに散歩、宿での触れ合いも　「秋田犬」満喫の“ワン”ダフルな旅を楽しもう！　秋田

　世界で人気を集める「秋田犬」。その「秋田犬」を満喫できる秋田の旅を提案する。触れ合いに散歩、秋田犬が家族になったような気分が味わえる“ワン”ダフルな時間が過ごせる旅だ。

　すらりとした足に、くるんと丸まったしっぽ。東京・渋谷駅で主人を待ち続けた「忠犬ハチ公」に代表される秋田犬だ。そのふるさと・秋田でしかできないぜいたくな旅が始まる。

　佐藤愛純アナウンサー：
「大館能代空港。忠犬ハチ公のふるさとでどんな旅ができるのだろうか。早速秋田犬が出迎えてくれた。ぜいたくな旅の始まりだ」

　出迎えてくれたのは、煉翠（れんすい）くんと月花（るか）ちゃん。秋田の玄関口の一つ・大館能代空港では、2016年から毎月「8」が付く日の午前の到着便は、秋田犬が出迎えてくれる。

　秋田犬を満喫する“ワン”ダフルな旅。まずは、能代市へ。

　能代市で30年ほど前から秋田犬を販売している「能代幸寿荘」では、秋田犬と触れ合うことができる。

　能代幸寿荘・本瀬純一さん：
「皆さん『かわいい』って頭をなでるんですよ。上からじゃなくて、下からいけば良いんです。下からなでてあげて、この子の場合は足を持ってあげるとおとなしくなります。丸っこくて、もふもふしたこのかわいさ。耳が立っちゃうと秋田犬らしくなってくる。まだ耳が立っていないから子どもっぽくて、ぬいぐるみぽくてかわいいんですよ」

　生後2カ月の子犬はふわふわの毛に包まれていて、たれ耳。あどけない表情も魅力だ。

　続いては、4歳の途中丸くんとの散歩を体験。秋田犬の国内最大の展覧会で2度“最高賞”に輝いた「名犬」だ。

　体験は午前11時からの1時間。受け付け日に限りがあるため、問い合わせが必要。

　能代幸寿荘・本瀬純一さん：
「タイミングが良ければ、かわいい子に触ってもらって、温かさ、重さを感じてもらいたい。散歩で秋田犬の良さを感じてほしい」

　続いては、大館市へ。旅にお土産は欠かせない。

　老舗菓子店「大正堂」。店内に並ぶのは、秋田犬をモチーフにしたかわいらしいパッケージ。秋田犬との思い出をお土産に込められる。

　宿泊は、ニプロハチ公ドームにほど近い「ふるさわおんせん」へどうぞ。

　佐藤愛純アナウンサー：
「たくさん遊んだ後はゆっくり体を休めたい。きょうお邪魔する宿にも秋田犬が。秋田犬大満喫の1日」

　「ふるさわおんせん」は家族で経営している宿で、売りはアルカリ性の温泉。「肌がすべすべになる」といわれている。

　こだわりの食事も人気の秘密だ。地元でとれた旬の食材がふんだんに使われている。

　佐藤愛純アナウンサー：
「まずは、透明なきれいなだしからいただく。比内地鶏のうまみがぎゅっと凝縮されていて、ゴボウとセリの香りも立っている。きりたんぽもいただく。きりたんぽ自体がもちもちとしている。そこにだしがじゅわっとしみ込んで、かむほどにだしのうまみとコメの甘さが広がる」

　おなかを満たしたら、看板犬の温（はる）と華（はな）が登場だ。