日本酒などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念して19日、秋田県横手市で、ことし仕込んだ新酒を楽しむ催しが開かれました。
催しでは、横手市大森町の酒蔵「大納川」が10月に仕込んだ新酒が振る舞われ、関係者が味を確かめながら「伝統的酒造り」の無形文化遺産登録を祝いました。
新酒は、杜氏や蔵人の技術でコメのうまみが十分に引き出されています。
参加者は「去年と違ってキレがあり、すごくおいしいと感じる」「本当においしかった。すごく甘くて、とろっとしてすてきな味でした」と話していました。
大納川の杜氏・佐藤好直さんは、「造りにこうじを使っていることで、興味を持って蔵見学などに来てもらえるように、今後も日本酒の魅力を発信していきたい」と意気込んでいました。
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