岩手県盛岡市中心部にある時間制の有料駐車スペースが2024年度で廃止となる方針が固められました。
2025年4月から一般車両の駐車はできなくなります。
パーキングチケットを活用した盛岡市の時間制有料駐車スペースは、大通商店街から内丸の亀ケ池前まで46台分設置されています。
路上駐車対策として1988年から運用が始まりました。
現在(12月20日時点)は中心市街地に十分に駐車場が整備されたこともあり利用台数は年々減少しています。
また貨物の積み下ろしを決められた場所ではなく歩道に乗り上げて行う車両が問題となっています。
そこで県公安委員会は時間制有料駐車スペースを2024年度で廃止し、物流の効率化などに向け交通規制を見直す方針を固めました。
それによりますと、2025年4月から一般の車両は駐車できず、大通商店街の駐車スペースは貨物の積み下ろしの車両のみ、亀ヶ池前はタクシーのみ無料で利用可能となります。
利用者
「この辺りは神社やいろいろな店があるので不便になるんじゃないかなとは思う」「(近くに)有料駐車場があるので歩いてでもそっちに停めるしかない」
有料駐車スペースの廃止については県議会2月定例会で審議される予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。