岩手県盛岡市と宮古市を結ぶ国道106号線の中間に位置する宮古市川井地区にある「道の駅やまびこ館」では、辛さと旨味が絶妙なバランスの名物「ドラゴン麺」をはじめ、地元の特産品を活かした多彩なメニューが訪れる人々の舌を楽しませている。

川井地区は黒豆やシソなどの特産品で知られ、これらの食材を活かした商品が道の駅の魅力となっている。

やまびこ館で特に人気を集めているのが、地元の特産品を使用した焼きたてのパンだ。中でも一番の人気を誇るのが黒豆パンだ。

道の駅やまびこ館の佐々木智也さんは「黒豆パンは豆を甘じょっぱく煮てパンと混ぜている。ほんのり甘くておいしいパン」と自慢のパンを紹介した。

特産品であるシソを使ったシソあんパンやシソチーズパンなども用意されている。

最近、やまびこ館では新たなメニューとして「ライスバーガー」が登場した。ご飯でできたバンズにきんぴらやキムチを挟んだ商品だ。

そして、やまびこ館の最大の魅力は、何と言っても名物の「ドラゴン麺」だ。
野菜からの旨味と唐辛子の辛味が絶妙なバランスで調和したこの麺は、訪れる人々の間で人気を誇っている。

小辛、中辛、大辛、激辛、超激辛と5段階になっていて、辛さの調節は一味唐辛子で行われ、個々の好みに合わせて楽しむことができる。激辛で3杯、超激辛で5杯となっているという。

佐々木さん自身も「一応ギリギリ大辛までは食べれるんですけど、調子悪いと中辛が限界になります」と語り、また超激辛については「少し食べたことはあるんですが一口二口が限界でした」とその辛さは本格的だ。

ドラゴン麺の特徴は、旨辛味噌スープの中に野菜がたっぷり入っていることだ。辛さだけでなく、野菜の旨味も十分に楽しめる。また、辛さを和らげる工夫として卵が入っている。

やまびこ館では、人気のドラゴン麺をテイクアウトでも楽しめるようにしている。「ドラゴン麺の生麺タイプとドラゴン冷麺という辛い冷麺がある。24時間いつでも買うことができる自動販売機も設置」していると佐々木さんは説明する。

道の駅やまびこ館 佐々木智也さん
「(さらに)フライドポテトにドラゴン風味の粉末をかけてピリ辛に仕上げた物もある。病みつきになるので是非おつまみにも」

内陸と沿岸をつなぐ「道の駅やまびこ館」では、名物・ドラゴン麺から派生した旨辛商品が充実している。

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