福岡の初夏の風物詩「博多どんたく港まつり」が3日、開幕しました。

天候にも恵まれ、福博の街は朝から多くの人で賑わいました。

3日に開幕したゴールデンウィーク恒例の「博多どんたく港まつり」。

63回目の今年は、2日間でのべ2万6500人が参加します。

◆服部知事
「今回のどんたくのテーマ『届け!祭りの笑顔と元気』です。福岡の元気・勇気を届けましょう」

福岡市内には39カ所に演舞台が設けられ、それぞれの地域で祭りを盛り上げています。

祭りの見どころのひとつが、どんたく隊のパレード。

191団体、約1万7000人の参加者が、踊りやパフォーマンスを披露しながら福岡市の中心部・明治通りを約1.3キロ練り歩きます。

◆記者リポート(上空から)
「今、花自動車が見えました。沿道に多くのお客さんが詰めかける中、カラフルな花自動車が天神へと橋を越えて向かって行きます」

祭り恒例のにしてつ花自動車も3台運行され、LED照明で彩られた車両が祭りに華を添えました。

◆ディレクター
「歩道からも多くの人が楽しんでいるんですが、5年ぶりに設置された桟敷席もほぼ満席に見えます」

福岡市中央区の水上公園には、5年ぶりに400席の観光桟敷席も設置され、声出しなどの制限がなく行われた今年は、沿道から大きな声援が送られました。

また今年は、能登半島地震の被災者にエールを送ろうと、タイやマレーシアなど海外からも約1300人が参加し、どんたくを彩りました。

◆訪れた人
「天気がよくて最高です」

◆訪れた人
「博多がにぎわっているのでいいと思う」

3日と4日の2日間で200万人の人出が見込まれている「博多どんたく港まつり」は、4日の夕方に行われる「総おどり」でフィナーレを迎えます。

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