岩手花巻市では5月5日、子どもの健やかな成長を願う「全国泣き相撲大会」が開かれ、豆力士たちの取組が会場を沸かせました。

花巻市東和町の三熊野神社で行われた「泣き相撲」は300年ほど前から地域に伝わる伝統行事です。

出場するのは生後6カ月から1歳6カ月までの豆力士たち。
5日までの2日間に北海道から福岡県まで約600人が参加しました。

勝負は2度顔を近づけ先に泣いた方の負け。

「眠りっぱなし」や「ほほ笑み返し」などユニークな決まり手がアナウンスされるたび会場は温かな笑い声に包まれました。

盛岡から参加
「健康にたくましく育ってほしいなと思った」

東京から帰省中
「泣くと思っていたのであんなに笑うと思っていなくて良かった。このまま元気に育ってほしい」

泣いて笑っての名勝負が繰り広げられたこの大会。秋場所は2024年9月に開催されます。

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