岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で、発生源とみられる活性炭が置かれていた場所では町によるボーリング調査が行われています。

この問題は2023年、吉備中央町の円城浄水場から有機フッ素化合物PFASが国の暫定目標値を超えて検出されたものです。

(森岡紗衣記者)
「発生源とみられる活性炭の置かれていたこの場所では現在、掘削作業が行われています」

原因を調べる有識者委員会からの要請を受け、5月7日から始まったボーリング調査は発生源とみられる活性炭が置かれていた場所を含む町内の2カ所で行われています。地下約30メートルまでの土壌と地下水が採取され、汚染状況などが確認されます。

ボーリング調査は5月11日までの予定で、町は7月中旬ごろにまとまる調査結果を、有識者委員会に提出するとしています。

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