秋田県八峰町で試験養殖されているサーモンが今シーズンの初出荷を終え、若手漁師が佐竹知事に生育状況などを報告した。
7日、県庁を訪れたのは、八峰町岩館地区でサーモンの試験養殖に取り組んでいる八水の菊地陽一社長など4人で、佐竹知事にシーズンの初出荷を報告した。
八水・菊地陽一社長:
「4月26日と5月1日に水揚げを行い、約700匹出荷した」
佐竹知事:
「トロトロでトロみたいだ。脂もしつこくない」
県のサポートを受けながら若手漁師たちが挑戦する試験養殖は3シーズン目。昨シーズンはしけで海水が濁り、稚魚の4割が死ぬアクシデントもあったが、今シーズンはいけすを改良するなどして、前年の1.5倍にあたる約1500匹の稚魚の9割以上が順調に生育した。
「輝(かがやき)サーモン」のブランドで、県内での知名度も高まりつつある。
今シーズンは水温の影響で例年より小ぶりだが、関係者は味に太鼓判を押していた。
田口慧一記者:
「脂が乗って身がぷりぷりしていておいしい」
八水・菊地陽一社長:
「だいぶ秋田県の皆さんも認知してくれるようになったのかなと。すごく脂が乗っていておいしいと思う。ぜひ生で食べてもらえたらうれしい」
輝サーモンの出荷は5月いっぱい続く予定で、イオン、いとく、タカヤナギ、マルシメで販売される。
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