岩手県洋野町で5月8日、地元の漁業について学ぶ体験授業が開かれ、児童たちがウニが育ちやすいように工夫された海岸を見学しました。

これは地元の海で育てる漁業について学び海の環境を守る大切さを知ってもらうため、洋野町の宿戸小学校が毎年行っています。

8日は5年生11人が町内の宿戸漁港で、海水が流れ込みウニのエサとなる海藻が育つよう海岸の岩盤に溝を作った増殖溝を見学してウニ漁を体験しました。

児童たちは漁業者に教わりながらカギのついた棒を使って慎重にウニを獲っていきました。

このあと殻むきも体験し、自分たちが獲ったウニの殻を専用の道具を使って割り、身を採って味わっていました。

参加した児童
「ウニはどうやって育つかを学べたのでよかった」
「殻むきも楽しかったし、もっときれいに剥けるようにいつかまた練習をしたい」

宿戸小学校では6月下旬頃にウニの瓶づめ作業を見学する予定です。

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