地域の振興に功績があった個人や団体に贈られる地域づくり顕彰の授賞式が5月9日、宮崎県庁で行われました。

地域づくり顕彰は、地域振興に功績のあった個人や団体を顕彰する県の制度です。

大賞を受賞したのは、宮崎県えびの市の亀澤矗幸さん(93)で、長年、地域の文化財の研究や保存活動などの取り組みが認められました。

(地域づくり大賞 えびの市・亀澤矗幸さん)
「大賞をいただき感激している。今、満93歳。命ある限り、街づくりに尽くしていきたいと思っている。」

また、国の重要無形民俗文化財にも指定されている荒踊の後継者の育成や継承活動などの取り組みが評価され、宮崎県五ヶ瀬町の荒踊保存会も大賞を受賞しました。

(荒踊保存会 長田豊明会長)
「500年近く途切れることなく継がれてきたこと、先人の強い思いがあると感じているので、今後も後世につなげるように向き合っていきたい。」

地域づくり優秀賞は、宮崎県延岡市の旭化成ひむか文化財団と諸塚村の七ッ山婦人加工グループの2つの団体が受賞しました。

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