愛媛の県立高校の入試は、来年度から「推薦選抜」が廃止され「特色選抜」が新たに導入されます。10日にこの選抜方法の各高校の募集人数や検査項目などが明らかになりました。

「特色選抜」は現在の中学3年生を対象に次の県立高校の入試から始まる新たな制度。学習意欲や文化・スポーツ活動などを評価します。これまでの「推薦選抜」は廃止されます。

特色選抜は学校長の推薦が不要で推薦選抜よりも募集人員枠を拡大。全ての県立学校・学科で導入されます。10日に開かれた県教育委員会の定例会では、それぞれの高校の募集人数や検査項目などが報告されました。

検査項目は各高校で設定。小論文や集団テストなどに加え4校4学科では「実技テスト」を。3校5学科で自らをアピールする「プレゼンテーション」を行います。

このうち新居浜東高校の健康スポーツ科では、強化指定部の陸上やバドミントン・野球などの各競技か運動能力テストの中から1つを選択し実技テストを行います。

また西条高校の商業科では「高校生活における学業と特別活動に関する抱負」をポスターを作成し、プレゼンテーションするということです。

従来の一般入試はこれまで通り行われます。

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