2024年7月に岩手県一戸町の御所野遺跡が世界文化遺産に登録されて3年を迎えるのを前に、5月10日に二戸市で地域の企業や学生などが連携して開発した日本酒の報告会が開かれました。
これは2021年に一戸町の御所野遺跡が世界文化遺産に登録されたのを記念して開発された日本酒です。
10日は酒造会社「南部美人」の久慈浩介社長や一戸町の小野寺美登町長などが集まり2024年の出来栄えを報告しました。
「一吹」は一戸町産のコメ「いわてっこ」と奥中山高原の湧き水を使って南部美人が製造した日本酒で、2024年はフルーティで優しい味わいに仕上がったということです。
ラベルは国の重要文化財に指定されている一戸町の蒔前遺跡から出土した鼻曲り土面をモチーフに北桜高校美術部の生徒がデザインしました。
北桜高校3年 小笠原偲留さん
「渦巻いているところが舌出しておいしいねみたいな感じのイメージで作ったので見てほしい。自分たちで力を合わせて一生懸命作ったので、一吹を通して一戸・二戸にいっぱい(人が)来てくれたらいい」
「一吹」は5月13日から一戸町の小売店や二戸市の物産センターなどで販売されるということです。
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