12日は、各地で母の日にちなんだイベントが開かれた。
和歌山県の動物園では、お母さんパンダにプレゼントが贈られた。
ニンジンで作られた特製のカーネーションと、竹を組んで書かれた「いつもありがとう」の文字。
母の日の12日、和歌山県のアドベンチャーワールドで、10頭の子どもたちを産み育てたお母さんパンダの良浜にプレゼントが贈られた。
良浜は、ニンジンのカーネーションに気付くとパクリ。
集まった多くの人たちが写真を撮るなどして、母の日を祝った。
来場者「こうやって元気で食欲も旺盛で、元気な姿を見せてくれてとてもうれしいです」、「(このイベントの参加が)娘から私への母の日のプレゼントでもありますし、良ちゃんにありがとうを言いたかったので、ちょうどよかったです」
カーネーションを1輪食べたあとは、遊具の上の竹に夢中になっていた良浜。
2024年で24歳、人間でいうと70代前半になるが、元気いっぱいに過ごしているという。
北海道・福島町では、母の日恒例のイベント・女性限定の相撲大会が行われ、熱い戦いが繰り広げられた。
2024年は30回目となる記念大会で、20代から50代までの60人の女性力士が出場。
初めて参加したというお母さん力士は、「家族にどんなところを見せたいか?」という問いに対し、「強いところ! 頑張ります!」と意気込んだ。
気合い十分の白熱した取組に、観客からは大きな声援や拍手が送られた。
観客「すごい迫力だなと思ってびっくりしました」
12日は沖縄県以外では真夏日となったところはなく、全国的に暑さは和らいだ。
神奈川・横浜市のバーベキュー場には、多くの家族連れが訪れていた。
日頃は、家事などに忙しいお母さんに代わって、お父さんが火をおこしたり肉を並べるなど、忙しそうにしていた。
お父さん「きょうは母の日なので、いつも料理を作ってもらっているので、せめてバーベキューだったらと選びました」
妻には、子どもたちから母の日のプレゼントを贈るという。
また、夫婦の母親には11日、アジサイの花束を贈ったという。
夫婦の母親「ことしのはとても大きかったので、びっくりしました。とてもうれしかったですよ」
そうした中、宮城・南三陸町では、初夏の風物詩・しろうおまつりが開かれ、多くの家族連れでにぎわった。
子どもたちがチャレンジしているのは、金魚すくいではなく“シロウオすくい”。
シロウオは体長5cmほどのハゼ科の魚で、透き通った体が特徴。
12日は、地元の川で採れた生きたままのシロウオをそのまま食べる踊り食いが無料で振る舞われ、人気を集めていた。
シロウオを躍り食いした人「甘い。甘くてピチピチしています」、「おいしい」
会場では、シロウオがたっぷり入ったお吸い物が1杯300円で提供され、訪れた人たちがその味を楽しんでいた。
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