県内では、6万人が「感染していることに気付いていない」とされる肝炎の予防啓発のため、歌手の伍代夏子さんが14日、県庁を訪れ、積極的な検査を呼び掛けました。

伍代夏子さんは、肝炎対策の「特別大使」を務めていて、30代で肝炎に感染した自身の苦い経験をもとに、早期発見、早期治療の大切さを訴えました。

【厚生労働省肝炎対策特別大使・伍代夏子さん】
「ちょっと検査をしてみましょうということで発見した。C型肝炎ウイルスでした。そのとき私は病気自体を知らかなったから、知らないことで怖い病気にもなりうる」

【湯崎知事】
「実は広島県はウイルス性肝炎が多い特異県でして…」

B型やC型肝炎ウイルスによる肝炎は自覚症状のないケースが多く、放置すると肝硬変や肝臓がんに進行する恐れがあります。

【厚生労働省肝炎対策特別大使・伍代夏子さん】
「怖いのは自分の体の中にウイルスがいることを知らずに何十年も放置してしまうこと。とにかく検査です。放っておくことが怖いです。早期発見、早期治療に協力いただきたい」

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