広島電鉄は、14日、昨年度の決算を発表し、純利益が2年連続で黒字になったことを明らかにするとともに時代にあった公共交通の再構築を掲げ、11年ぶりの社長交代人事を発表しました。

広島電鉄の昨年度の売上高は、インバウンドに伴う移動機会の増加などが影響し304億6600万円と、前の年度より11%増えました。
営業利益・経常利益は共に赤字幅が縮小し、純利益ベースでは増収減益となりましたが2年連続での「黒字」を確保しました。
また、広島電鉄は、仮井康裕(かりい やすひろ)専務が次期社長に就任する人事を発表。
椋田昌夫社長は会長となり、トップの交代人事は11年ぶりとなります。

【広島電鉄・次期社長に承認する 仮井康裕 専務】
「この10年、広島の公共交通を持続可能なものにしていくか…、皆さんが喜んでもらえることを進めていければ」

広島電鉄は今年9月に予定している新乗車券システム「モビリーデイズ」の導入など公共交通の再構築に新体制で臨むことになります。

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