不動産事業などを展開するスピナ(北九州市)は16日、同市八幡東区平野で商業施設と住宅の複合開発を進める「皿倉テラス」のテナントを発表した。北九州市初出店の「ワークマンプラスⅡ(ツー)」や、ドライブスルー併設の「スターバックスコーヒー」など13店舗が7月から順次開店する。
スピナが、工事が進む現地を報道陣に公開した。敷地面積は約3万5200平方メートルで、うち商業エリアは約1万8700平方メートル(店舗面積約4000平方メートル)。駐車場は275台を収容する。
ワークマンプラスⅡ(約500平方メートル)は作業服から女性のカジュアルウェアまで幅広い商品をそろえる。
JR八幡駅から約1キロ南の市道(通称・山手通り)沿いに位置するゴルフ練習場などの跡地で、付近には九州国際大などがある。住宅エリアの戸建て住宅72戸は2025年5月から順次完成し、6月から販売予定。
スピナは八幡製鉄(現・日本製鉄)の子会社として発足し、現在は西日本鉄道子会社。スピナまちづくり推進本部の浦津真一・開発担当課長は記者会見で「地域住民にとって毎日の癒やしとなる施設にしたい。良質な住宅を提供することで、人口減少の歯止めに少しでも役立てたら」と話した。【成松秋穂】
発表されたテナントは次の通り。
バースデイ(こども服)▽ワークマンプラスⅡ▽シャトレーゼ(菓子)▽ペンギンベーカリー(パン)▽ピザハット▽さかなの新鮮組森虎(鮮魚)▽エザキ(精肉)▽穂の果(青果)▽スターバックスコーヒー▽しまむら(衣料品)▽モスバーガー▽公的サービス(後日公表)▽きさらぎ(うどん)
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