福岡県商工連合会は、17日、岡垣町商工会の経理を担当していた女性職員が、商工会の定期預金から約3800万円を横領し、懲戒免職処分にしたと発表しました。

5月14日付けで懲戒免職処分となったのは、岡垣町商工会で経理を担当していた60歳の女性職員です。

福岡県商工連合会によりますと、この女性職員は、2008年から2021年にかけて岡垣町商工会の定期預金から10回以上にわたって約3800万円を横領していました。

女性職員は、銀行から受け取る残高証明書を偽造するなどしていましたが、4月の監査で別の職員が不審に思い、横領が発覚したということです。

女性職員は「生活費のために使った、全額を弁済する」と話しているということで、福岡県商工連合会は、刑事告訴についても検討する方針です。

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