北は北海道から南は九州・宮崎まで…1道21県を渡り歩き窃盗などを繰り返した33歳の男が、17日に松江地検浜田支部に送検されました。被害総額は約2250万に上ります。
送検されたのは、住所不定・無職の33歳の男で、2023年7月に島根県浜田市の書店に侵入し、現金約2万7000円を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の容疑で12月に逮捕されていました。
その後の調べで、容疑者の男の余罪が次々と明らかに…。
犯行件数は、侵入窃盗が58件、建造物侵入が4件など合わせて81件で、被害総額は約2250万円に上りました。
警察によると、男は、2021年11月15日に岩手県で犯行に手を染めたのを皮切りに、北海道から東北の秋田、山形、福島、北陸の新潟、石川、関東では栃木、群馬、山梨、埼玉、東海では、静岡、岐阜、三重、さらに関西で滋賀、和歌山、中四国では岡山、鳥取、高知、そして九州の長崎、宮崎と、島根県で逮捕されるまで1道21県を飛び回り、犯行を繰り返していたということです。
調べに対し男は「自分がやった」と容疑を認めているということで、17日付けで松江地方検察庁浜田支部に送検されました。
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