ドラゴンズの好調に「奇跡起きた」と喜ぶ名古屋市の河村たかし市長=市役所で2024年4月15日午前10時42分、川瀬慎一朗撮影

 9日に2016年5月以来、2891日ぶりの単独首位となったプロ野球・中日ドラゴンズ。大のドラゴンズファンの河村たかし名古屋市長は15日の定例記者会見で、「何か奇跡が起こったのかとの感じ。負けてばかりだと『名古屋もいかんわ』となるので、勝ってもらえてありがたい」と上機嫌だ。

 ドラゴンズは2年連続最下位に甘んじている。河村市長は「記録的な3連続ドベ(最下位)になるのではないか」と見守っていた。しかし、13日までに引き分けを挟んで4年ぶりとなる6連勝の活躍をみせている。

 河村市長は「優勝するのではないかという人もいるが、簡単なことではない」と冷静に受け止め、最近のドラゴンズのイメージを“おとなしい”と指摘。「(巨人から移籍した)中田(翔内野手)がそのリーダーになるかもしれないが、どえりゃーえげつなくやってほしい。派手にやってちょー」と注文した。【川瀬慎一朗】

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