福岡市に住む40代の女性がSNS上で恋愛感情を抱いた日本人男性を名乗る人物から1100万円あまりをだまし取られる、いわゆるロマンス詐欺事件が発生しました。

南警察署によりますと、被害にあったのは福岡市南区にひとりで暮らす会社員の女性(42)で、3月12日、日本人男性を名乗る人物とダイレクトメッセージをきっかけにSNS上でやりとりを始めました。

「もっと深く理解したい」「一生の幸せになるだろう」などのメッセージを受け、恋愛感情を抱いた女性は、その人物から金の投資話をもちかけられ、4月1日、指定された口座にインターネットバンキングで10万円を振り込みました。

その後も言われるがまま4月12日までの間にあわせて9回、1164万円あまりを振り込んだ後、その人物と連絡がとれなくなったことで詐欺に気づき、警察に通報したということです。

女性は、その人物とSNS上でしかやりとりをしておらず、警察が恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「ロマンス詐欺事件」として捜査を進めています。

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