FNNのカメラが向かったのは、拳銃の発砲音のような音が聞こえたという熊本市の現場。

盾、ヘルメットを装備した機動隊員たちが現場に向かっていた。

20日午後1時前、拳銃のような発砲音がすると警察に通報があった。

現場は熊本県立湧心館高校の南側。
付近では、警察官が道路の通行を規制するなど警戒度が高まる中、近くの小学生が集団で下校していた。

現場近くのアパートの3階では、ヘルメットをかぶった警察官とみられる人物の姿が確認できる。

FNNは現場近くに住む人に当時の状況を聞いた。

近くの設備会社関係者「バン!っていう感じ。あまり気にしていなかった。外をのぞいてみたらパトカーとかいっぱいいて、説明を受けていた時にまたパン!と音がした。音を聞いたのは2回なんですけど」

通報から4時間後に事態が動いた。
警察官がアパートの一室に向かったところ、中にいた男がはさみを向けたため現行犯逮捕した。

逮捕されたのは中国籍とみられる石雷容疑者(51)。

男がいた部屋からはモデルガン数丁が発見されたが、今のところ拳銃は見つかっていない。

また、室内にほかに人はおらず、けが人の情報はないという。

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