気象庁は21日、6〜8月の3カ月予報を発表した。地球温暖化の影響に加え、後半になるほど南米ペルー沖の海面水温が下がる「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高くなるため、全国的に平年より気温が上がると予想。猛暑による熱中症対策を呼びかけた。

太平洋高気圧が日本の南で強く張り出すため暖かく湿った空気が流れ込みやすく、西日本と沖縄・奄美では降水量が平年並みか多くなる。大雨への備えが必要だ。

一方、同庁は21日、沖縄地方と鹿児島県・奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。梅雨入りは今年、全国で初めて。沖縄の梅雨入りは平年より11日、昨年に比べ3日遅かった。奄美は平年に比べ9日、昨年より3日遅かった。〔共同〕

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