密漁された毛ガニを所持していた漁師の親子3人が現行犯逮捕されました。
北海道漁業調整規則違反の現行犯で逮捕されたのは、北海道白老町に住む漁船船長の男(63)、息子の漁船乗組員の男2人(それぞれ30と23)の3人です。
3人は5月20日午後4時ごろ、白老町石山の白老港で、密漁したメスの毛ガニ2匹を所持していたため、室蘭海上保安部の職員に現行犯逮捕されました。
北海道漁業調整規則では個体の小さな毛ガニやメスの毛ガニを捕ることは禁止されています。
「親子が密漁している」との情報提供を受けて職員が内偵捜査を開始。20日午後、漁から帰り軽トラックに荷揚げしていた親子を確認したところ、荷台から密漁した生きたメスの毛ガニ2匹(約700グラム)を見つけました。
3人は容疑を認めています。
海上保安部は逮捕と同時に親子が所持していたオスの毛ガニ55匹(約28.6キロ)も押収。親子に毛ガニを捕る資格があったのかを含め調べるとともに、余罪も捜査する方針です。
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