滋賀県の病院で、入院患者が死亡したことをめぐり無罪が確定した女性が県などを訴えた裁判で、女性にウソの自白をさせたとされる警察官の証人尋問が行われます。

滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さん(44)は、入院患者を殺害したとして12年間服役しましたが、やり直しの裁判で事件の存在自体が否定され、無罪が確定しました。

やり直しの裁判で、裁判所は「滋賀県警の警察官が不当に誘導し、ウソの自白を引き起こした」と認定していて、西山さんは国と滋賀県を相手取り捜査機関の責任を追及する民事裁判を起こしました。

23日の裁判には、西山さんを取り調べた警察官が出廷します。

午後の証人尋問では、西山さんが直接警察官に質問をする予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。