修学旅行の引率時にビールを飲んだとして、静岡県教育委員会は中学校の教師2人を懲戒処分としました。

減給10分の1(1カ月)の懲戒処分となったのは県中部地区にある公立中学校の男性教師(45)で、藤枝市立高洲中学校に勤務していた2023年10月12日、修学旅行の引率中に学年主任にも関わらず昼食時にジョッキ1杯のビールを飲んだほか、翌日の昼食時もグラス1杯のビールを飲みました。

引率中の飲酒は匿名の情報提供により発覚し、男性教師は「旅行気分で心の緩みがあり、これくらい大丈夫だと思っていた」と話した上で、「生徒に何かあった時に学年主任の責任が果たせないと思うが、その時はこのことを考えず自分の欲に負けた。自分の軽はずみな行動や認識の甘さで失うものは大きく、生徒や保護者、同僚に対して大変申し訳ない」と反省の態度を示しているということです。

また、この男性教師に誘われるがまま、2023年10月13日の昼食時にビールをグラス1杯飲んで修学旅行の引率業務にあたったとして、県教委は藤枝市立高洲中学校に勤務する男性教師(27)を戒告処分としました。

男性教師(27)は県教委の聞き取りに対して、「甘い気持ちがあった。昼食時に飲酒することに迷いがあったが、修学旅行で浮かれていたこともあり間違った判断をしてしまった」と述べています。

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