(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在

◆きょう24日(金)の気温
 最低気温は、函館、苫小牧、千歳で12℃以上で、今年一番暖かな朝でした。
 日中は、あまり気温が上がらず、
 特に、宗谷地方は最高気温でも一桁でした。
 札幌は15.3℃で、前日より9℃も低く、4月下旬並みの低温となりました。

◆今夜24日(金)の雨
 太平洋東部に雨雲が停滞しています。
 今夜遅くにかけても、雨が続くでしょう。
 気温が下がるため、峠や山沿いでは雪が混じりそうです。 
 あす25日(土)朝にかけて、石北峠など標高の高い峠は
 路面凍結に注意が必要です。

◆週末の天気
 ・25日(土)
 オホーツク海側は雨や雪が降るでしょう。
 石北峠など、標高1000メートルを越える峠は、積雪や凍結のおそれがあり、
 降雪量は最大5センチです。
 そのほかは、晴れる所が多くなりますが、気温が上がらず、季節外れの寒さです。
 札幌など運動会も予定されていますが、北風が冷たく、最高気温でも15℃です。
 体や汗が冷えないような防寒対策が必要です。

 ・26日(日)
 道北やオホーツク海側は、にわか雨の所があるでしょう。
 そのほかは、青空が広がり、日差しが強くなりそうです。
 札幌や太平洋側は最高気温は20℃以上の所が多く、過ごしやすいでしょう。
 帯広は24℃、池田町は25℃まで上がり、十勝地方は暑くなりそうです。

◆全道の週間予報 25日(土)~31日(金) 
 来週にかけて、周期的に天気が崩れそうです。
 27日(月)の午後~28日(火)にかけて、
 低気圧が前線が通過するため、荒れる可能性があります。
 特に、太平洋側は雨量が多く、大雨に注意が必要です。
 29日(水)以降は、いったん、天気は回復するでしょう。
 なお、日本の南には、台風1号が発生する見込みです。
 来週は、北海道の東海上を通過する予測もありますので、
 漁業関係や港湾関係の方は、台風情報にもご注意下さい。

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