酒に酔い乗用車を運転して玉突き事故を起こした海上自衛隊の2等海曹の男（47）が逮捕されました。

　酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは、北海道余市町に住む海上自衛隊 余市防備隊に所属する2等海曹 山崎忍容疑者(47)です。

　山崎容疑者は24日午後11時30分ごろ、余市町で酒気を帯びた状態で乗用車を運転しました。

　警察によりますと、当時、山崎容疑者が信号待ちをしていた乗用車に追突する事故を起こし、その乗用車は前にいたトラックに追突しました。

　トラックの運転手が110番通報し、駆けつけた警察官が山崎容疑者を調べたところ呼気から基準値以上のアルコールが検出されたため現行犯逮捕しました。

　海上自衛隊によりますと、基準値の4倍以上だったということです。

　山崎容疑者は「酒を飲んだ状態で車を運転し、事故を起こしたことは間違いない」などと話しているということです。

　事故では、山崎容疑者に追突された乗用車に乗っていた27歳の女性が胸などの痛みを訴え搬送されました。

　警察は、山崎容疑者がどこで酒を飲んだかなど詳しい状況を調べています。

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