日本大学(三尾郁恵撮影)

日本大のダンスサークルに所属する2年の男子学生(20)が13日朝、東京・上野のビル屋上から転落し、死亡していたことが捜査関係者への取材で分かった。検視の結果、この学生の体内から大麻に似た成分が検出されたことから、警視庁は学生が違法薬物を使用していたとみている。

捜査関係者によると、このビルのレンタルスペースでは13日朝にかけてダンスサークルが飲み会を開催。この学生を含む30人以上が参加していた。警視庁は参加者に事情を聴いたり、尿検査を実施したりしたが、違法薬物を使用した痕跡は確認されなかったという。

同大を巡っては、アメリカンフットボール部員ら計11人が大麻を所持したなどとして、麻薬取締法違反などの疑いで摘発され、廃部となった。

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