長谷川岳氏=手塚耕一郎撮影

 自民党の長谷川岳参院議員が、北海道議会自民党・道民会議に所属する道議3人に対し、威圧的な言動をしていた疑いがあることが27日、自民道連への取材で判明した。道連は長谷川氏に事実関係を確認し、注意する方針。

 道連によると、自民会派の道議53人に聞き取り調査を実施し、2022年の参院選の応援などを巡って威圧的言動があったという証言が寄せられたという。道連幹部は「数年前からうわさがあったが、今回の証言で裏付けられた形となった」と話した。

 調査は道連会長の中村裕之衆院議員の指示で今月から実施していた。長谷川氏の言動を巡っては、道庁や札幌市、中央省庁の職員らも威圧的だと受け止めていたことが判明している。【石川勝義】

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