大津市の民家でレストラン経営、新庄博志さん(60)が死亡しているのが見つかった事件で、新庄さんが24日夜、自ら経営する市内の飲食店を出た後の短時間で連絡がつかなくなったことが、捜査関係者への取材で判明した。滋賀県警は司法解剖の結果などから、新庄さんは24日夜に死亡したと推定しており、帰宅してまもなく事件に巻き込まれた可能性がある。
関係者らによると、新庄さんは24日夕方ごろまで、大津市内で経営していたレストランに滞在。その後、市内で経営する別の飲食店に車で移動し、午後6時ごろに店を出た。午後8時ごろ、店の関係者が新庄さんに電話をかけた時には応答がなく、その後も連絡が途絶えたままだったという。
県警によると、新庄さんは26日午後、大津市仰木の里東6の自宅1階のリビングで死亡しているのが見つかった。上半身に刃物によるとみられる10カ所以上の傷が確認され、死因は出血性ショックだった。県警が殺人容疑で捜査している。【菊池真由】
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