水俣病の被害者団体の発言を環境省が制止した、いわゆる「マイクオフ問題」で、伊藤環境相と団体側とのあらためての懇談の日程は、7月の2日間で調整が進められることになった。

この問題は、5月1日、熊本・水俣市で開かれた伊藤環境相と被害者団体との懇談で、環境省の職員が発言時間の「3分」を超えた団体側のマイクをオフにしたもの。

当時マイクを切られた松崎重光さんの所属する水俣病患者連合が28日、環境省と協議し、7月10日と11日の2日間、あらためての懇談を実施する方向で調整することになったという。

環境省は、「時間と人数は無制限で行う」との意向を示したという。

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