福島県にある会津保健所は菓子の賞味期限を改ざんした会津若松市の業者に行政指導を行った。

県と保健所によると、福島県会津若松市の菓子の卸売会社・鈴長椎野は、仕入れたせんべいやビスケットなどの賞味期限表示から「日」にあたる部分を消して販売していたという。
菓子は会津美里町の直売所で販売され、商品を購入した客からの通報で判明した。

この業者は、通報した人が菓子を購入した5月24日に販売されていた菓子、49種類329個の自主回収を行っていて、今のところ健康被害は確認されていない。

保健所の聞き取りに対し、改ざんを行った従業員は「まだ食べられるのにもったいないと思った」「会社の指示ではなく自分の考えでやった」と話しているという。

保健所は業者に原因の究明・分析を指示している。

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