大阪府警は、交通違反の反則金の「仮納付書」を破ったとして、公用文書毀棄の現行犯で逮捕した40代の男性について、誤認逮捕だったと発表しました。
大阪府警によると、4日午後5時ごろ大阪府摂津市の中央環状線で、パトカーで交通違反の取締りをしていた男性巡査部長2人(30代と40代)が、進路変更の違反車両を発見して停止させました。
違反車両に乗っていた40代の男性に、交通違反の反則金の「仮納付書」を手渡したところ、破って捨てたため、公用文書毀棄にあたると判断し現行犯逮捕しました。
しかし、摂津警察署の幹部が「仮納付書」は公用文書にあたらず誤認逮捕と気づき、男性は拘束されてから23分後に釈放されました。
男性を誤認逮捕した巡査部長らは、「法律を知らなかった」という趣旨の話をしているということです。
大阪府警は「職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努める」としています。
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