河井夫妻の大規模買収事件をめぐり、検察による供述誘導があったと主張したものの広島地裁と広島高裁で有罪判決を受けた元広島市議が判決を不服として、最高裁に上告しました。

木戸経康元市議は2019年の参院選で河井克行元法務大臣から、妻の案里元議員を当選させる目的と知りながら現金30万円を受け取った罪に問われ、広島地裁と広島高裁でいずれも有罪判決を受けていました。
木戸元市議は5日判決を不服として最高裁に上告したということです。

木戸元市議はこれまでの裁判で、検察が不起訴をちらつかせて罪を認めるよう供述を誘導した上、一旦、不起訴にした後検察審査会に供述誘導に基づく証拠を提供し「起訴相当」と議決させ不法に起訴させたと主張していました。

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