梅雨を前に大雨を想定した避難訓練が9日、天草市全域で一斉に行われました。

この訓練は、自然災害に備え、住民に避難場所やその経路などを改めて確認してもらおうと、天草市全域で一斉に行われたものです。

約210世帯が暮らす今釜新町では、大雨により河川が増水し氾濫の恐れがあるとして「避難指示が発表された」との想定で訓練が行われ、住民約100人が避難場所となっている公民館に避難しました。

その後、参加者は公民館で社会福祉協議会の職員に教わりながら、防災食作りに挑戦。米と水が入った袋を沸騰した湯に入れてご飯を炊く『ハイゼックス包装食』と呼ばれる方法を学びました。

【参加した住民】
「(訓練を通して)少しずつ地域の絆が深まっていけば」

【今釜新町 津田 素道 区長】
「訓練に参加した人たちがが周りにいるということを考えながら、手助けが必要なときは周りに頼ってほしい」

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