横浜駅近くの路上で9日夜、女性が刃物で胸などを切りつけられ死亡した事件で、女性は近くに住むフィリピン国籍の57歳の女性と判明し、警察は出頭してきた33歳の無職の男を殺人の疑いで逮捕しました。

現場から、最新情報を広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

事件現場は、横浜駅までは歩いて約5分、直線距離だと200メートルほどの場所で、後ろには横浜駅の駅ビルが見えます。すぐ近くには繁華街があって人の通りも多いのですが、裏道になっているので、繁華街に比べれば人の通りがぐっと少なくなります。

また、両サイドのビルを見ると、いかにも建物の裏側というつくりになっていて、窓の向こう側にいる人の目というのもあまり気が付かないような場所です。

帷子川沿いにある道には、今も血痕が残されています。街灯はところどころありますが、近隣の方によるとかなり暗くなる印象です。実際に現場に来てみると、より一層人の通りが少ない場所での犯行だったということが分かります。

――その辺りに防犯カメラなどはあるのか?

荷さばき場や駐車場の出入り口が、裏道に面しています。そういったところには防犯カメラがあります。すぐ近くにも複数のカメラがあって、人の通りは少ないものの、意外と防犯カメラが辺りにある状況です。

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