■13歳の女子中学生にわいせつ目的で『面会要求』

女子中学生にわいせつ目的で面会を要求した罪などに問われた男に対し、京都地方裁判所は実刑判決を言い渡しました。

鹿児島県の田原和希被告(21)は去年、愛知県に住む13歳の女子中学生に対し「早く会いたい」などとわいせつ目的で面会を要求し、ホテルで4回にわたり、わいせつな行為をした罪などに問われています。

■SNSを通じて知り合う 『面会要求罪』は去年7月施行

女子中学生はSNSを通じて田原被告と知り合い、被害にあったということです。

16歳未満の人にわいせつ目的で面会を求める面会要求罪は去年7月から施行されていました。

■「甘言を用いて誘惑してわいせつな行為に及んだ」懲役5年の実刑判決

10日の判決で京都地裁は「甘言を用いて誘惑してわいせつな行為に及んだ点において、被害者が自由な意思決定ができないことに乗じた度合いは大きいから、相応の非難は免れない。法規範軽視の態度が強く伺われる」と指摘して、田原被告に懲役5年を言い渡しました。

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