大阪府枚方市のマンションで5月、住人の女子大生(19)が殺害された事件で、女子大生の部屋から私物を盗んだとして、府警は11日、交際相手で無職の西光勝被告(26)=殺人罪で起訴=を窃盗容疑で再逮捕した。盗んだ物の一部を売り、事件後のホテル宿泊費に充てていたという。
逮捕容疑は、女子大生を殺害後の5月16日夕、室内にあった女子大生のノートパソコンや携帯電話など計13点(時価約13万円相当)を盗んだとしている。「間違いありません」と認めているという。府警の捜査で容疑者が事件直後、枚方市内の店舗で、パソコンを数万円で売却していたことも確認された。
西光容疑者は2日後の18日に大阪市内のホテルから「宿泊費が払えない」と110番し、事件が明らかになった。「(事件時に)所持金が約3000円しかなく、ホテルの宿泊費を捻出するためにパソコンを売った」と話しているという。【林みづき、斉藤朋恵】
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