玩具をプレゼントした浜浦幸光・ジュビロ磐田社長(左端)とエド・インターの楢井貴博社長(左から2人目)=掛川市のことり保育園で2024年6月11日午後3時13分、山田英之撮影

 J1ジュビロ磐田は11日、中東遠総合医療センター(静岡県掛川市)内の保育園「ことり保育園」に玩具を贈った。ジュビロのマスコットも園を訪れて、プレゼントした玩具で園児と遊んだ。

 玩具はおもちゃメーカー「エド・インター」(兵庫県尼崎市)製。同社は手作りの生産過程で生じた小さな傷や塗装ミスで見た目がよくないために販売できない商品を、幼稚園や養護施設で有効活用してもらうプロジェクトに取り組んでいる。ジュビロが、この取り組みに賛同して玩具12点を寄贈することになった。

プレゼントされた玩具で遊ぶ園児たち=掛川市のことり保育園で2024年6月11日午後3時23分、山田英之撮影

 贈呈式でジュビロの浜浦幸光社長は「子どもたちに喜ばれる物を贈呈できるのは幸せなこと」とあいさつ。エド・インターの楢井貴博社長は「毎年、大量に廃棄されるおもちゃをなんとか削減できないかを考えている。ぜひ使ってほしい」と話した。

 中東遠総合医療センターの宮地正彦院長は「子どもたちは地域の宝物。大切に育てたい」と玩具の寄贈に感謝していた。【山田英之】

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