2023年の1年間に山で遭難した人は、3568人で過去最多でした。このうち、外国人観光客の遭難者も145人で、最多になりました。

警察庁によりますと、2023年に起きた山岳遭難は3126件で、遭難した人は3568人に上り、いずれも統計が残る1961年以降最多でした。高齢者が多く、60歳以上が約半数を占めました。観光地として有名な富士山や高尾山での遭難者が増加傾向にあります。

また、外国人観光客の事故は100件、遭難した人は145人と、いずれも2018年に統計を取り始めてから最多となりました。

一方、2023年に起きた水の事故は1392件、水難者は1667人でいずれも、2022年から増加しました。

警察庁は、夏の登山や海水浴シーズンを前に注意を呼びかけています。

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