千葉県で、大量の土砂を無許可で運び込んだ疑いで逮捕された男が、町から8回にわたり行政指導を受けたものの、対応しなかったことがわかった。

13日朝に送検された、残土処分会社の取締役・伊藤昭一容疑者(67)は、千葉・多古町の空き地に無許可で土砂を運び込んだ疑いが持たれていて、容疑を否認している。

多古町によると、町は8回にわたって行政指導し、伊藤容疑者は「残土は販売目的で置いている。すぐに片付ける」と回答したものの、対応しなかったという。

積み上がった土砂の高さは30メートルを超えていて、警察は繰り返し搬入していたとみて調べている。

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