愛媛県は13日も高気圧に覆われ、10地点で気温が30度を超える真夏日になりました。本格的な暑さが続くなか注意しないといけないのが熱中症。この対策として一時的な避難場所「クーリングシェルター」がこの夏シーズンに各地で設けられます。

久保柊馬記者:
「午前11時の城山公園です。手元の温度計は29.5度を示しています。日なたに出ると立っているだけで汗ばむ、そんな陽気となっています」

朝から強い日差しが降り注ぎ愛媛各地の最高気温は大洲31.8度、大三島で31.3度、今治30.9度など10地点で真夏日に。最高気温30℃となった松山市でも30度を観測し日傘をさす人や日陰で信号待ちをする人の姿が見られました。

高齢の女性:
「今年はすごい暑いですね」
「なるべく水分を取るようにっていうことは心がけたい」

公園ではひんやりグッズを首につけて歩いている人もいたほか、近くの保育園に勤める保育士は、子どもたちの暑さ対策について「こまめな水分を補給や外に出る際は着替えて薄着にする」と話していました。梅雨が明ければ近づく夏本番。危険な暑さから身を守るため自治体で進められているのが…

松山市保健所健康づくり推進課・武田士郎主査:
「こちらは松山市のクーリングシェルターです」

この「クーリングシェルター」は、今年から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発令されたときの一時的な避難場所。冷房設備が整った公共施設などを市や町が指定して開放します。「熱中症特別警戒アラート」は、重大な健康被害が生じる恐れの暑さが予想される場合に環境省が発表します。

松山市は市役所本館の1階ロビー、保健所のロビーをクーリングシェルターに指定。10人程度が避難できるとしています。

武田士郎主査:
「特別警戒アラートが発表された際は、普段よりも一段上の備えとか対策が必要になります。そういう緊急時のクーリングシェルターということで市民にも覚えておいて頂ければ」

クーリングシェルターは東温市や松前町などでも指定が進められています。

#愛媛県 #松山市 #熱中症 #特別警戒アラート #クーリングシェルター #環境省 #東温市 #松前町 #猛暑 #天気 #気象

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。