大学に爆破予告のファックスを送りつけ、威力業務妨害などの罪に問われた男に懲役3年の実刑判決が言い渡されました。

元大学院生の佐藤直被告は去年1月、都内の2つの大学に爆破を予告するファックスを送りつけて業務を妨害したほか、偽造した弁護士の懲戒請求書を提出した罪などに問われています。

佐藤被告はこれまでの裁判で、特定の弁護士らをインターネット上で中傷する集団「恒心教」のメンバーから「爆破予告などについて『すごい』と肯定的な反応をされてうれしくなった」などと述べていました。

東京地裁は判決で、「集団の中で前例のない違法行為を行うことで自分が認められたいと考えて犯行を重ねた」などと指摘し、佐藤被告に懲役3年を言い渡しました。

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