愛知県清須市の小学校の周辺でカラスの死骸が相次いで見つかり、一部から農薬の成分が検出されました。

 警察によりますと、清須市立西枇杷島小学校の周辺で5月24日、「カラスが死んでいる」「一部は泡を吹いている」などと市役所から警察に通報がありました。

 警察がカラスの死骸を調べたところ、一部から農薬の成分の「シアノホス」が検出されました。

 小学校の駐車場や近くの路上では、5月21日から6月12日までの間に、カラス12羽など計14羽の野鳥の死骸が見つかっていたということです。

清須市立西枇杷島小学校の海川覚校長:
「今までなかったですね、一度も。故意なのか事故なのか、はっきりするといいなと思いますけど」

 警察は何者かがカラスを死なせた可能性があるとみて、鳥獣保護法違反なども視野に調べています。

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