福岡大空襲から79年となるのを前に、戦災死者供養塔で法要を営む関係者ら=福岡市中央区の簀子公園で2024年6月16日午前11時8分、池田真由香撮影

 福岡大空襲から19日で79年となるのを前に、福岡市中央区大手門3の円応寺では16日、戦災死者の八十回忌慰霊祭が営まれた。円応寺のある簀子(すのこ)地区は特に被害が大きく、空襲で176人が犠牲になったとされる。6歳の時に福岡大空襲を体験した寺の三木和信住職(85)は「経験者の高齢化が著しく、歴史の風化を恐れなければならない」と訴えた。【池田真由香】

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