20日朝、秋田県八峰町の踏切で列車と軽トラックが衝突する事故があり、軽トラックを運転していた男性（79）が死亡した。
事故があったのは、八峰町峰浜目名潟のJR五能線萩の台踏切で、20日午前7時50分ごろ、深浦行きの下り普通列車と軽トラックが衝突した。
この事故で、軽トラックは約15メートル跳ね飛ばされて大破し、運転していた男性が外に投げ出された。
投げ出されたのは、近くに住む無職の男性(79)で、心肺停止の状態で能代市内の病院に搬送されたが、事故から約1時間15分後に死亡した。
列車には乗員乗客計4人が乗っていて、このうち乗客の30代女性が首の痛みを訴えて病院に搬送され、軽傷となっている。
事故の影響で、JR五能線は上下線5本に運休や区間運休が発生していて、JRは午後0時半ごろからの運転再開を見込んでいる。
現場の踏切には、警報機のみが設置され、遮断機はない。
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