九州では局地的に激しい雨が降っていて、21日午前、鹿児島県に線状降水帯が発生した。

命に危険が及ぶ災害の発生に厳重な警戒が必要。

九州では南部を中心に激しい雨が降っていて、21日午前、鹿児島・薩摩地方と大隅地方に線状降水帯が発生した。

指宿市では、24時間雨量が316.5mmと6月として観測史上1位の記録を更新している。

この雨の影響で、県内の高速道路や国道では通行止めになっている区間があるほか、JRでも21日の始発から鹿児島本線などの一部区間で運転を見合わせている。

また、宮崎県にも21日午前中にかけて線状降水帯の発生が予測されていて、短時間で急激に雨量が増えるおそれがある。

1時間に降る雨の量は鹿児島県で70mm、宮崎県で40mmが予想されている。

一方、この雨により、九州の各地で崖崩れが発生している。

長崎市西町では住宅の裏の崖が崩れ、2世帯3人が避難した。

土砂災害警戒情報が出ている鹿児島県内の10市では、避難指示が出され、鹿児島市は市内90カ所以上に避難所を開設している。

引き続き厳重な警戒が必要。

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