神奈川・横浜市で女子大学生を殺害した罪などに問われた元交際相手の男に、横浜地裁は懲役18年の実刑判決を言い渡した。

伊藤龍稀被告(23)は2023年、横浜市鶴見区のマンションで大学生の冨永紗菜さん(当時18)を刃物で刺して殺害した罪などに問われ、検察側は懲役20年を求刑していた。

21日の判決で横浜地裁は、「被害者が抵抗する間もなく、一方的に包丁で突き刺して殺害していて、強固な殺意に基づく犯行」と指摘したうえで、「被害者に落ち度はなく、自分の気持ちばかりを優先させた短絡的犯行」と述べ、伊藤被告に対し、懲役18年の実刑判決を言い渡した。

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