気象庁によると、日本時間17日午後9時ごろ、インドネシアのルアング火山で大規模な噴火が発生した。同庁は日本への津波の有無を調査している。津波が発生した場合は沖縄県に17日午後11時ごろに到達すると予想している。

大規模な噴火が起きると、津波が発生することがある。気象庁は海外の検潮所の観測結果などで日本への影響を調べる。

2022年1月、トンガ沖の海底火山の噴火による「気圧波」で津波が発生。気象庁は当初「噴火による津波被害の心配はない」と公表したが、沿岸部で潮位の上昇が確認され、広い範囲に津波警報や注意報を出した。

気象庁は海外の噴火に関する情報発信の運用を改め、潮位変化への注意を促すために速報する対応を取っている。

【関連記事】

  • ・災害時に命を守る72時間・90秒とは　知っておきたい数字
  • ・水門の遠隔操作で浸水防げ　人不足で負担増、国導入急ぐ

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。