京都の人気観光地・嵐山で目撃されたのは、営業許可なしに乗客を乗せ代金を得ている“白タク”を摘発するための警察の検問。

ドライバーは、「親戚」や「友達」などと言い逃れを続けるが、乗っていた外国人観光客側は「(韓国で)このサイトで予約しました。僕たちを迎えに来てくれた」と、日本に来る前に旅行サイトで白タクを予約したとあっさり認めた。

「イット!」取材班が白タクドライバーを直撃し、「どなたですか?ツアーですか?白タク行為してませんか?」と聞くと、「嫌だよ!」と言ったきり、何も答えずに走り去った。

こうした白タク行為は、嵐山だけでなくさまざまな観光地の悩みの種となっている。

岐阜県の白川郷でも、観光協会のスタッフに詰められ、「白タクは初めて」だと言い逃れする違反ドライバー。

後を絶たない行為に、桜美林大学の戸崎肇教授は「今の場合は罰則規定が弱い。いったんでも押さえたら、それを徹底的にたたいていくのが一種の抑制効果になるのではないか」と話す。

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